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根岸線の貨物列車を話題に情報交換をする総合ブログです。
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皆さんこんにちは。根岸の兄さんです。今回は撮影地紹介ということで、山手駅をご紹介いたします。根岸番にとってはご用達の駅です。

・山 手 yamate

山手駅はまわりを丘に囲まれ非常に奥まった駅で、隣の石川町駅から横浜駅にかけての景色から一変。さらに両側をトンネルに挟まれています。この面白い景色と一緒に列車を写してあげてください。

なお、この駅はトンネルに挟まれているために列車の接近もわかりづらく、特に下り(南行)ホームの山手方には放送スピーカーがないため非常に接近に気づきにくくなっています。列車接近表示機が各ホーム桜木町方についていますので、これに注意してください。また、貨物列車接近の際は接近放送が作動しても1分またはそれ以上経たないと列車がやってきませんのでご注意ください。また、上り貨物列車については根岸~山手間の上り勾配があるため、牽引定数の大きい列車については根岸から4分前後で、そこまで牽引定数の大きくない列車(コンテナ列車を含む)については3分少々でやってきます。

なお、5693レ、8271レ(平日)、5475レ(平日)、単1286レ、1153レ、8274レ、単8782レ、単8091レ、単1295レなどは被りやすくなっていますのでご注意ください。



①2007.02.17. 669A(東十条→大船) 209系電車

山手駅の上り(北行)ホーム根岸方先端より下り(南行)列車が撮影出来ます。作例は105mmです。
順光時間帯は午後。日の出からお昼にかけては顔に光が当たります。後ろの丘が写って山手駅らしい写真になりますね。



②2007.10.某日. 4091レ(根岸→宇都宮(タ)) EF200-5(吹)+タキ18車

山手駅の下り(南行)ホーム6号車優先席乗車口付近より下り(南行)列車が撮影出来ます。作例は135mmです。

こちらの作例もトンネルの上の丘が入って山手駅らしい写真になります。但し、明るい曇りの日は特にハイテク電機のナンバー等がホームの屋根に陰って潰れてしまいやすいので、露出には特に注意してください。順光時間帯はありません。

なお、ホームの先端でも撮影は出来ますが、狭い上に機関車しか写りません。後ろから撮る方のほうが多いですので、もし撮影される際はお互いに声を掛け合ってください。

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皆さんこんにちは。根岸の兄さんです。

今回は根岸線へ見学へいらっしゃる方のためのご案内をしたいと思います。というのも、根岸駅などは特に小さいお子さんにも大人気。多くの親子連れの方がいらっしゃいます。その方たちのためにも、今回このタイトルで記事を作りました。

 根岸駅に停車中のEH200

さて、根岸線ではその貨物列車の本数が多いこと、そしてやってくる機関車が多彩であることなどから、先に述べたように親御さん・孫親さんが貨物列車を見せに…と根岸線へお子さんを連れて足を運ばれる方が多くいらっしゃいます。これも先に述べましたが、このページはこのような方へのご案内のページです。根岸へおいでになる前にどうぞ参考になさってください。

なお、最近見学をされている方の一部でお子様の目を放されている親御さんをよく見かけます。目を離された隙に思わぬ事故へつながることがあります。線路へ転落したり列車に接触したりするなどの事故には十分注意していただくことをお願いします。列車に轢かれると本当に見るも無残なことになってしまいます。列車の怖さだけはご承知ください。


さて、まず根岸駅の概要をちょっとお話しましょう。

まず、この根岸駅の東側にはENEOS【エネオス】でお馴染みの、新日本石油の製油所があります。これが日本最大規模の施設と精製量を誇る新日本石油精製根岸製油所。ここで精製されたガソリン(レギュラー・ハイオク『ENEOSヴィーゴ』)、重油、軽油、灯油などをタンク車に積載し、主に宇都宮、高崎、長野、山梨方面へ輸送をしているほか、横浜港・本牧ふ頭を発着する海上コンテナー輸送も行っています。輸送量は多く、日中は1時間に3~4本が根岸駅を発着しています。

この駅のいいところは、なによりも貨物列車に詳しくない方でも気軽に列車の発着や入換を見ることが容易に出来る上に、やってくる機関車の種類も豊富ですから、お子さんには特に喜ばれます。

根岸駅では、小さいお子さんは特にEF210(ECO-POWER桃太郎)やEH200(ECO-POWER ブルーサンダー)などの新型機関車が特に人気で、これらの機関車が盛んに発着する9:30からお昼時にかけてと、夕方15:00から16:00にかけて新型機関車が特に多く発着するために人気があります。この時間にあわせておいでいただければよろしいと思います。もちろん、他の時間でも列車の発着がたくさんあるため、存分にお楽しみいただくことが出来ます。

但し、工場は基本土曜日・日曜日がお休みになります。コンテナ列車等の一部を除き、1日中列車の発着がなくなりますのでご注意ください。なお、冬場の暖房向け石油需要の高まる11月~2月は土曜・日曜日も工場が営業をするため、石油輸送列車についてはほとんどの列車が休み返上で運転を行います。また、この季節の前後(だいたい9月下旬~4月下旬頃)についても普段より需要があるため、土曜日の石油輸送列車が休み返上で運転を行います。

また、根岸駅については基本的に祝日でも平日であれば石油輸送列車は通常通りの運転を行います。但し、お盆の一部と年末年始の一部はやはり少しでもお休みが発生します。どうかご注意ください。

最後に、根岸線は旅客列車に平日ダイヤと土曜・日曜・祝日ダイヤというものがあります。この関係で貨物列車にも平日ダイヤと土曜・日曜・祝日ダイヤというものが発生しますので、おいでになる際は時刻をお確かめになるようお願いします。
皆さんこんにちは。根岸の兄さんです。今回は、根岸線で撮影をされるにあたり、心得ていただきたいこと、協力していただきたいことについてお話いたします。

というのも、最近根岸線に限らず、貨物列車を撮影される方のなかで大変モラルやマナーを守られていない方が多いからです。本来ならば良識な大人であれば何も言わずとも十分理解いただいているところなのですが、現実は大人の方でも全然これを理解せずに我が先にと撮影されてトラブルになっているケースが多いです。

どうかトラブルを避けるためだけでなく、自分だけではなくて皆さんで楽しく良い写真を撮るためにもどうかこのマナーを守っていただきたい。そう願っています。


それでは、以下に根岸線で撮影されるときの心得やルール、マナーをご紹介します。

・『被られても仕方ない』と覚悟すること。
これ、すごく大切です。列車密度も高い上に遅延も発生しやすい路線なので仕方ないのです。『狙っていた列車はまたいつかやって来る』という寛容な心こそ成功の秘訣であります。

・他に集まる人がいたら場所を譲り合う。
根岸線は高架区間が多く、踏切もない高密度運転路線。撮影地も限られています。必然的に多くの方が集まりますので、列車が来る前に事前に声を掛け合って訊いてみたりという配慮が大切です。そのためにも、他に集まってきた人がいたらまず挨拶をすることを心がけましょう。

・気遣う心こそ撮影成功の道。
石川町駅や山手駅など、駅先端から撮影すると機関車しか写らないなどの理由でホームの中ほどから撮影する方が多くいらっしゃる駅もあります。ホームを写したくないという理由で前で撮られる方もいらっしゃいますが、撮影したら必ず後ろの人のカメラに写らないようにカメラをしまって速やかにホームの端へ下がってください。甲種輸送の場合などで後追いをするときも、写らない場所へ移動して撮影をしてください。撮影しているのはあなただけではありません。前後声を掛け合って相手を気遣う心こそ撮影成功の道であります。他方ではトラブルになって喧嘩をした挙句、フィルム抜かれて感光させられて両方失敗したという例さえ聞きます。

・三脚は原則使わない。
根岸線は特に各駅のホームが狭く、余計な場所取りになります。そして一番怖いのが転倒。物が当たったり風が吹いたりして三脚が線路に倒れて事故になりかねないからです。運転士さんが心配しているのがこれなのです。場所を譲り合って手持ちで撮ることが基本です。また、一脚を活用したり三脚の足を畳んで一脚状にすれば、合理的に撮影することも出来ます。

なお、根岸駅等でバルブ撮影でやむを得ず使用するなどのときは、旅客の通行を妨げたり乗車口付近に荷物を置いたりしてはいけません。列車の進入に注意し、列車が見えたらすぐにホームの中ほどへ下げましょう。また、列車が到着すると車掌さんが降りてきて発車ベルボタンを扱います。発車ベルボタンのある柱のところに荷物は置かないでください。


・仕事の邪魔をしない。
京浜東北・根岸線は通年輸送障害の多い路線です。よく人身事故の発生する駅もあり、運転士さんは特にホームの端にいる人に敏感です。常に列車の接近に注意し、列車が見えたらキープイエロー(黄色い線の内側へ下がること)が原則です。職員の方々は食べるために仕事で一生懸命やっていること、そして我々は道楽でやっていることです。身の程をわきまえましょう。


というわけで、以上にまとめてみました。いかがでしょうか。お互いに神経を立たせていては、ただお互いに磨り減るだけにしか過ぎません。それよりも、お互いが協力しあってより良い写真が撮れたら最高ではないですか。

というわけで、どうか以上のことを守っていただければと思います。
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(写真は会長:建築屋さん)

根岸・ハセガワ軍団は根岸線を拠点に活動する貨物列車の撮影仲間です。『皆で協力しあって楽しく』をモットーに活動しています。皆さんもどうぞ根岸へおいでください。
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