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根岸線の貨物列車を話題に情報交換をする総合ブログです。
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皆さんこんにちは。根岸の兄さんです。

さて、今回は貨物列車ではなく電車の話題です。ごめんなさい。E233系電車の登場によって去り行く209系電車がいまどのようになっているのかのお話です。


209_haishakaisou.jpg

ここは首都圏を抜けた山奥、神奈川県津久井郡相模湖町の中央東線相模湖駅。いまこの駅を209系電車の廃車回送列車が通過していきました。

ご存知のとおり、E233系電車の登場によって置き換えの始まった209系電車。現在、順次初期車から廃車がはじまりました。かつては『次世代の電車』と謳って登場した901系電車こと209系900番台はすでに3編成とも廃車のために、長野県長野市にある長野総合車輌センターへ回送されました。着駅の『北長野』という駅名を聞けば、それが廃車回送列車の行先であると皆さんはよくご存知のことでしょう(今回の輸送での正式な着駅は長野です)。

思えば、209系電車はいままでの電車の寿命半分ということで開発されましたが、本当に普通の電車よりも非常に短命な存在となってしまいました。京浜東北・根岸線での活躍もわずか15年ほどのことでしたが、粗悪な機器を使用したことや、経年劣化などもあいまって相次ぐ車両故障や長時間停車による旅客の健康悪化、そして旅客から寄せられた不満の声が大きかったこともあり、廃車時期が当初のとおりかそれよりも早かったのは致し方ないことなのかもしれません。

京浜東北・根岸線の209系電車は、総勢80編成以上あるそうです。まだ70編成近い209系電車が京浜東北・根岸線を走っていますが、この電車もあと3年ほどで完全にE233系電車に置き換えられるのだそうです。去り行く209系電車を少し心に留めながら、今日も貨物列車の撮影の足として利用させていただきましょう。


ところで、写真にある機関車は新車の配給輸送や廃車回送を特に担当しているEF64-1031(長岡)です。また、その後ろに連結されているのは中央東線の豊田車両センターに所属する事業用車クモヤ145-117で、209系電車の諸電源に対して電気を送っているのだそうです。というのも、中央東線・西線では高尾~中津川間の電化の際も蒸気の時代から使っている狭小トンネルにそのまま架線をひいたため、このトンネルに対応したパンタグラフを備える車両でないと走ることが出来ないのだとか。その関係で、すでに209系電車のパンタグラフは取り外され、必要な電源供給はすべてクモヤ145-117のパンタグラフから得ているのだそうです。すでにこのような姿になってしまった209系電車も、どことなく哀愁を感じさせました。
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